新ブログについて

最近すっかり更新がご無沙汰になっていました…!

というのもブログをアメブロの方へ移行しました。

アメブロの方ではバリバリ更新しているので、そちらをご覧になっていただけると幸いです。

管理栄養士みずとの「健康になって人生を10倍楽しむ」ブログ!

どうぞよろしくお願いします♪(´ε` )

食物繊維について

今日は最近僕が個人的に興味を持っている「食物繊維」についてまとめてみようと思います。



「食物繊維」と聞くと、ほとんどの人は「なんだか体に良さそうな物だ、とった方がいいものだ」というイメージを持たれていると思います。

ですがこの食物繊維。少し前までは体にとって必要なものではないと考えられていたのです。

それどころか、「食物繊維は栄養素の吸収を邪魔する食べ物のカス」というふうに捉えられていました。

しかし、研究が進むにつれ、食物繊維は健康にとっていいものであり、積極的にとりましょう!というふうに変わったのです。

かつてはゴミ扱いされていたものが、今では6番目の栄養素とまで言われています。

(ちなみに5大栄養素は炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルです)

こんなふうにそれまで当たり前だと思われていた事実がごっそり180度逆になるというのも栄養学のおもしろいところですね!



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さて、では食物繊維とは一体何者なのでしょう。

食物繊維は「ヒトが分泌する消化酵素では分解できない食品成分の総称」のことです。

ヒトは直接食物繊維を消化してエネルギーに変えることはできませんが、腸内細菌はこの食物繊維を消化してエネルギーに変え、使っていることが明らかになっています。

そして食物繊維は水に溶ける水溶性のものと水に溶けない不溶性の2種類に分類され、それぞれ働きも異なります。

この水溶性と不溶性をバランス良くとることが大事です。

バランスよくとるというと何やら難しそうですが、野菜や果物、海藻などを食べていると自然とバランスよくとることができます。

ただし、サプリメントや食物繊維の入ったドリンクなどはこのバランスがよくなかったり、水溶性のものしかとれなかったりするので注意が必要です。

厚生労働省では日本人は一日に男性で19g、女性で17gとったほうがいいよ〜と言っていますが、これは水溶性、不溶性の区別はされていないので、ただ単にこの量の食物繊維をとるのではなく、なるべく食べ物からとるようにしましょう。

ちなみに今の日本人の食物繊維の摂取量の平均はだいたい14gにも達していないので、全体的に不足していると言えます。


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さて、では次に食物繊維の有効性について見ていきましょう。

水溶性と不溶性で働きが違うので、まずは水溶性からいきましょう。

水溶性はイメージとしてはドロッとした感じのものです。

その特性により、食べたものが長く胃の中に留まり、食後の急激な血糖値の上昇を抑えます。

特に糖尿病気味の方にはうれしい効果です。コレステロールの吸収を抑える働きもあります。

また、胃の中で膨らむことにより、満腹感を覚える効果もあり、肥満の防止にもなります。

腸内では腸内細菌のエサにもなるので、健康には欠かせない腸内環境を整えることにもつながります。


次に不溶性の食物繊維ですが、これはいわゆる繊維質のイメージ。

食べた時に噛む回数が増えます。

すると、噛むたびに脳内の満腹を感じる部分(満腹中枢)が刺激を受け、満腹感を感じることにつながります。

そう、ダイエットをしている人には食物繊維はいいことだらけなのです。カロリーもほぼゼロですしね!

あとはコレステロールを排泄する作用も持っています。

そして不溶性食物繊維には便のかさを増すことにより、排便を促進させる効果もあるので、便秘の予防にも効果があります。

いやー、一体どれだけ体にいいことがあるんだ!スゴいぜ!食物繊維!!


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食物繊維をしっかりとるためには、野菜や果物、きのこや海藻類を積極的にとりましょう。

目安としては手のひらを上にしてお椀の形を作ってもらって、茹でたり煮たりした野菜なら片手に盛れるぐらいの量、生野菜なら両手に盛れるぐらいの量です。

また、玄米には白米の4倍の量の食物繊維が含まれているので玄米食べれるかもという人には手軽なので個人的にスゴくオススメです!


しっかり食物繊維をとって体をいい状態に保ちましょう♪

Food in Ireland ② 〜お菓子の魔力〜

留学する前、「イギリスの食事はまずい」ということを知識として持っていました。
イギリス料理はジョークに使われるほど、国際的に評判が良くないのです。
なので、そんな食事を食べながらやっていけるのだろうか、という不安がありました。
しかし、実際に暮らしてみるとこれが意外や意外。
おいしいのです!
確かに日本料理のような極め細やかさや微妙な味覚の奥ゆかしさのようなものはありませんが、日本では味わうことのできない種類の味がとても新鮮でした。
例えば、日本で肉と言えば、牛、豚そして鶏がメインですが、北アイルランドではそれにプラスしてラム(羊)やターキー(七面鳥)も普通に売られていました。
冷凍食品でラムのスペアリブがあるのですが、これがおいしくてハマってしまいました。
向こうの冷凍食品は非常に充実しています。
グリルした七面鳥やミートローフ、ピザもいろんな種類が売られています。
また、自然解凍して食べるケーキもおいしいのがたくさんありました。
向こうでは冷凍食品をレンジで調理するのではなく、オーブンを使います。
大学の寮にオーブンが標準装備されているほど一般的なものになっています。
オーブンを使って冷凍ピザを焼くと家でも香ばしいピザを楽しむことができます。
また、なんといってもお菓子がおいしいです。
ドーナツもクッキーも日本で食べるものとはまるで違います。
油と砂糖がたっぷり入っていて体に悪いのはわかっているのですが、とてもおいしいのです。
スーパーで売られている5個入りの安いドーナツが感動するぐらいおいしいのです。
クッキーもチョコチップが入ったものや、ジャムがはさまったものなどいろんなタイプがありましたが、一つ食べだすと止まらないぐらいよかったです。
買い物に行ってはお菓子を買い込み、夕飯を食べてからはお菓子をボリボリ食べるという生活をしていました。
一度向こうのお菓子に慣れてしまうと、日本のお菓子では物足りなくなってしまいます。
恐ろしいものです。


現地で手に入るお米はジャポニカ米ではなく、細長くてパサパサしたインディカ米です。
日本のお米は粘り気があってもちもちしていますが、インディカ米はパラパラと一粒一粒がバラける感じです。
その触感もとても新鮮で私の旺盛な食欲をさらに刺激しました。
また乳製品も充実していました。
チーズも本格的なものが何種類も手に入り、毎朝チーズを食べる習慣がつきました。
周りが牧場だらけなので、普通に売られている牛乳がまるで搾りたてのものを飲むようにおいしいのです。
もうとにかく食事がおいしくて食欲がとどまることを知りませんでした。
異常なペースで食べ続けた私は、とうとう胃腸を壊してしまいました。
海外で体調を崩すと本当に参ります。
友達に食べ過ぎだと言われ、一日水だけで過ごしてその後も食事の量を控えていたら治りました。
バカ食いは体に毒だと思い知った体験でした。

Food in Ireland ① 〜食べ物をカクホする〜

二〇〇六年夏から約一年間、イギリスに留学していました。
大学三年生の時です。
イギリスといってもロンドンのような都会ではなく、ロンドンのあるグレートブリテン島の西の島、アイルランド島のイギリス領、北アイルランドへ行っていました。
なぜそんな辺鄙なところを留学先に選んだのか、それはとにかく田舎でのどかなところに行きたかったからです。
地域の面積は四国より一回り小さく、人口は神戸市を少し上回るほど。少し街をはずれれば、一面に牧場の緑が広がるようなそんなところです。
面積は小さく、人口も少ないのですが、日本よりずっと広々と感じて、人々も穏やかでのんびり暮らしている場所でした。
英語もものすごく訛っており、日本で言うと青森弁を聞いている感じです。
私は日本の大学で栄養学を学んでいたのですが、北アイルランドでも栄養学を学ばせていただきました。
さらに世界各国から留学生が来ており、彼らと交流することもできました。
このコラムでは、私が北アイルランドで経験したことを、食に関することを中心にしてお届けできればと思います。


さて、初回は私の留学初日のことを書きたいと思います。
大学の寮に住むことになっていた私は、大学に到着した初日、大学のスタッフに自分の寮まで案内されました。
ひと通り寮の説明を終えるとスタッフは帰っていきます。
時間は既に夕方で、朝食以来何も食べていなかった私は、長旅の疲れもあり、ひどくお腹が空いていました。
しかし、自分で何も食べ物を持っていませんし、寮の中にも食べ物がありません。
しかもその寮には私以外誰もいませんでした。
大学の中に売店などないかと探しに行ったのですが、夏休み中ということもあり、既に閉まっていました。
ここは北アイルランド
近くにコンビニなどありません。
後でわかったのですが、最近二四時間のコンビニができて、そこまで徒歩三〇分かかるのです。
どうしようもないので、私は寮の自分の部屋に戻り、ベッドで眠ることにしました。
翌朝、空腹に耐え切れず、早くに目が覚めた私は、八時に大学内の売店へ向かいいました。
店の中にあるスコーンが目に入り、迷わず店の中に足を踏み入れると、「NO!」と、すかさず太った女性の店員に大声で怒鳴られました。
女性が指差す先の張り紙を見ると、店が開くのは九時。
「OK…」とつぶやき、外のベンチで開店まで待つことにしました。
オープンと同時に店に駆け込み、サンドイッチやらスコーンやらを買い込み、寮に戻ってガツガツ食べました。
近くにコンビニがない北アイルランドでは、食糧は常に確保しておくものであり、それを怠ると飢え死にしてしまうものだということを初日に学びました。
いつでも食べ物を手に入れることができる日本は本当に恵まれているということを実感しました。

急に歯が痛みだしてからの一部始終記録


約一ヶ月前、突然に歯の痛みに襲われました。
今はようやく完治に向かっていますが、ここまでかなり辛い大変な思いをしました。
就活してて、ようやく内定をもらった矢先の出来事で、そのうれしさが吹っ飛ぶくらい痛みと戦ってました。

もし同じような症状に見舞われた人がいたら…この記事を読んで少しは参考にしてもらえたらと思います。
また、今は健康な歯をお持ちの方も、少し間違えばこんなことになるんだということを知ってもらって用心していただければと思います。



それはちょっとした違和感からやってきました。
10年近く前に銀歯にした歯が少しうずくなあ…というのが最初の変化でした。
そしてある日、その歯が上の歯と当たると、つまり噛むと激痛が走るようになったのです。
でもなんとか反対側の歯で噛んだりしてファミレスでリゾットを食べてました。
それが次の日、症状が激変します。

噛まなくても痛い。
チクチク、ズキズキするような痛み。
これはさすがにマズいと思い、歯医者へ。
そしてレントゲンと撮って診断してもらうと、銀歯の下の空洞にバイ菌が入り、神経があったところ、もしくは神経の残骸(神経は抜いてあった)が膿んできているというのです。

治療としてはまず銀歯を取り外し、残ってる歯に穴を空けて歯茎に薬を注射したりしてもらいました。
しかしこっからが大変で…。
痛みは全然取れないのです。というかむしろひどくなったぐらい。
その日は痛みでほとんど眠れませんでした。
朝も早くから目が覚めました。
前日に「もし痛むようだったら明日も来てください」と言われていたので、迷わず朝一で歯医者へ。
そして処置をしてもらったのだが、痛みは全然引かない。
もう何もしなくても痛い。
痛い痛い。
心臓の鼓動に合わせてズキッ!ズキッ!といった感じ。
なんとか気を紛らわそうとするけど、ごまかしきれない痛み。

夕方になりさらに痛みが増してきたので、たまらず電話して診てもらうことに。

先生も手の施しようがないといった感じ。
どうやら今はバイ菌が入っていることは入っているのだが、まだ膿が形成されていないらしい。
膿ができるとそれを外に出す治療をしてそれで痛みはなくなっていくとのこと。
ただ現時点ではまだ膿は出来ていないので、できることがないらしい。

「とにかく今は痛み止めを飲んで我慢してください」ということで、治療の最後に麻酔を打ってもらって帰った。
しかしその帰り道、急に気分が悪くなる…。
そして家に帰るなり布団に横になったのだが、突然尋常じゃない寒気に襲われる。
今まで感じたことのない寒気。
真夏のように熱い夜だというのに頭から布団をかぶってもまだ寒い。

ガチガチガチガチガチガチ。

震えが止まらない。

「あぁあああああああぁああああぁぁああああぁぁぁあああ………」

みたいな感じで声が抑えきれずに出てくる。

手と足の先がしびれてめちゃ冷たい。

「これリアルにおれ死ぬんじゃね??」って思った。

最後に家族や友達に電話しようかなーとかぼんやり考えてたw

そしたら一緒に暮らしてた友達が仕事から帰ってきた。
尋常じゃないおれの様子に「大丈夫?!」と毛布を出してきてくれる。
布団と毛布にくるまる。それでも寒い。寒い。

「あと少しして治まらなかったら病院行こう!」と友達。
その友達に頼んで暖かいお茶を入れてもらう。

この時熱を計ったら40度あったww
人生25年目にして新記録www

起き上がることができないので友達に起こして体を支えてもらう。
そしてゼエゼエ言いながらお茶を飲む。

うまい!!!!!!!!!!!!!!!

こんなにうまいお茶を飲んだのは初めてだ。
そしてウィダインゼリーも飲みたかったので飲む、とこれもウマイ。

思わずぽろぽろと涙がとめどなくこぼれる。
なんだろう。今の体調の辛さと口にしたもののおいしさが自分の中で混沌として溢れでてきた。

そしてしばらくすると寒気が引いてくる。

てか、暑っ!!

熱も38度まで下がった。
そうすると次は歯の痛みが出てきたのだが、痛み止め(ロキソニン)を2錠飲むことで痛みを抑える。
ロキソニンだけど、1錠じゃ全然効かなかったのだが、2錠飲むと効果抜群。
これのおかげで眠れた。
ちなみに2錠以上飲んでも効果は一緒なので3錠飲んでも意味はないらしい。

先生にこの寒気を伝えたところ、バイ菌の炎症のせいだと言っていました。
その日は麻酔を2本打たれたので、僕は麻酔アレルギーが起きたのかと思ったのですが、症状が異なるらしいです。

次の朝、起きるとほおが腫れている。
膿がたまってきたのだ。
歯医者に行くと、歯茎をメスで切って膿を出してくれた。
そっからは少しずつ症状が落ち着いていった。
まあしばらくは噛む必要のないものしか食べれなかったけどねw

それからこまめに歯医者に行き、残っている神経の残骸をつまみ出す治療を受けつづける。
ほんと週3とかで歯医者行ってたw
そして新しい場所に引越し、新しい歯医者に通っている。
合計歯医者には10回以上行ってると思う。
当然治療費も嵩みます…orz
健康って大事ですね。



さて、結局なぜ今回のようなことが起こったのか、その原因が知りたくて先生に聞いてみました。
先生によると、前回銀歯を詰めた時、虫歯を削って神経を抜いて銀歯を被せたのだが、残っている歯と銀歯の間が空洞になっていて、そこにバイ菌が侵入し、残っていた神経を蝕んだらしい。
つまり銀歯の下を空洞にして残していたのが問題で、今回はその隙間をぎっしり薬で埋めたので、再発の危険性は少なくなったらしい(それでもゼロではないらしいが)。


本当に今回の歯の一件は参りました。ガチで死ぬかと思った。
ここまで治療してくださった歯科医さんにマジ感謝です。
突然電話で痛みを伝えて急に診てもらったり、対応してくださって本当に助かりました。

さっきも書きましたが、健康って本当に尊いものだと身にしみて思いました。
苦労して勝ち取った内定も、激烈な歯の痛みの前では無意味と化します。
人生での成功も健康な体があってのことなんです。
普段当たり前だから失って初めて気付くんだけれど、普通に暮らせるってことが実はとても幸せなことなんです。
自分の体に感謝。

初の栄養指導

昨日、人生で初の栄養指導をした。

実に仕事始めてから5日目にしてのスピード抜擢であるw

「みずと君、今日午後から栄養指導お願いできるかしら?」

はい、とは言ったものの、全然準備してないし、ガクガクブルブルw

とりあえずよくわからないパソコンのソフトをいじくって患者さんの情報を調べる。

そしてなんとなく指導の方向性みたいなのを考えるのだが、いかんせん付け焼刃にもほどがある。



幸いなことに、ベテランの先輩がついてくれることになったのでなんとか気を落ち着けて本番に臨んだ。

「◯◯さ〜ん、どうぞー」

慣れない調子で患者さんを指導室へお呼びする。

こうして栄養指導が始まったのだが、慣れていないため、スムーズにできない。

患者さんのデータどうやってみるんだ??カルテの記述の仕方は??などと手間取っていると、先輩がフォローしてくれて患者さんと話してくれた。

栄養指導に正解はないし、決まった形というのもないんだろうけど、管理栄養士一人ひとりにそれぞれのやり方があるんだと思う。

自分にはその流れができていないので、話がとびとびになったり、途切れてしまったりする。

次は何を話そう…と戸惑っていると先輩が患者さんに次の話をふっていく。その引き出しの多さに驚いた。

一応学生の時に「栄養指導論」は習ったのだが、大学院ではそんなの一切やらなかったし、途中からは栄養士としての道を歩むことをやめるつもりだったので、ますますその方面から遠ざかっていた。

栄養士として満足に患者さんの役に立てないことに愕然とし、管理栄養士としての知識と経験のなさに打ちのめされる結果となった初回だった。

「ガチで勉強しなくては…」

そのうち栄養指導もやってもらうとは聞いていたが、まさかある日突然降ってくるとは思ってもいなかった。

でも病院に就職しても1年は栄養指導させてもらえないところとかもあると聞いたので、これはむしろ願ってもないチャンスと捉えることもできる。

栄養指導という絶好のアウトプットの場が与えられているのだ。

学生時代に習ったことを復習して新しい知識も身につけるようにしっかり勉強しよう…!

満足な部屋選びを成功させる方法


住む部屋を探すというのは、なかなか大変な作業です。
場所はどうするのか、部屋の広さは?構造は?家賃は?などなど。
様々な条件を考慮して、決めていかなくてはなりません。
僕は今回の引越しで部屋選びは3度目になります。
そこで部屋選びをする中でなんとなくわかってきたコツのようなものをまとめてみようと思います。


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条件を設定する

どういう部屋に住みたいのか、自分の中でまとめましょう。
まずは家賃設定。いくらまで出せるのか、上限を決めましょう。
この家賃設定ですが、最初は少し高めに設定するほうがいいかもしれません。
というのは、部屋というのはたとえば家賃を5千円高く設定するだけでグレードがグンと上がったりします。
なので、初めからギリギリの予算を設定してしまうと、見る物件の範囲が限られてしまい、あと少し出していれば見違えるほどいい部屋に住めたのに…ということになりかねません。
なので最初は少し高めに設定しておき、家賃と部屋の条件を秤にかけるようにしたほうがいいです。


ネットサイトで検索

条件が決まったらネットのサイトで部屋を検索しましょう。
いろんなサイトがありますが、使いやすいところを使ったらいいと思います。
そしていいなーと思う部屋が見つかったらそのままそのサイトから内見の申し込みをしましょう。
すると、その部屋を持っている会社から連絡が来ます。
そこでいい会社さんなら、さらに詳しく条件を聞いてきたりして追加でオススメの物件を紹介してくれます。
その中からさらに内見したい物件を追加して、約束した日にいくつか見ていくといいです。
部屋選びにどれだけ時間を費やせるかにもよりますが、なるべく複数の不動産会社に相談したほうがいいですね。その方が交渉が有利になりますので。


内見

さあ、いよいよ内見です!
内見は楽しいです。が、いくつも部屋を内見していると、頭が混乱してきます。
どの部屋がどんな様子だったのか、覚えておくために部屋の写真を撮っておきましょう。
結構忘れます。
ここで重要なのが、「これだけは譲れない!」という一番優先すべき条件を忘れないようにすることです。
本当にいろんなバリエーションの部屋があるので、しっかり軸を決めておかないとブレてきます。
たとえば部屋がすごく広いだとか、システムキッチンになっているとか、トイレにウオシュレットがついているだとか、そういういろんな仕掛けに目を奪われて「この物件スゲーー」ってなってしまうと舞い上がってしまいかねません。
でも本当に自分の住みたい部屋の第一条件は何なのか、これをしっかり決めておくことが大事です。


部屋探しを進める

一ついい部屋が見つかると部屋探しはグッと楽になります。
その物件の情報のコピーをもらって、次の不動産ではその紙を見せ、「この物件よりもいい条件の物件があったら紹介して欲しいのですが」と持ちかければいいのです。
会社としては提示された物件よりショボイ物件を紹介するわけにはいかないので、一気にショートカットできます。
そして出てくるのは自分がいいと思った部屋と戦えるような部屋なので、魅力的であるはずです。
こうしてさらにいい条件の部屋を探しましょう。


交渉

部屋が決まったら最後は交渉です。
家賃を値切ったり、初期費用を下げてもらったり。
時期的なものを言うと、入居のピークになる1月〜4月ごろはなかなか交渉は難しいです。
放っておいても借り手がみつかりやすいからです。
逆にそれ以外の時期は交渉がしやすいですね。

まずは家賃です。
だいたい1000〜2000円は値切ることが可能だと思います。
うまくいけば3000円もいけるかも。
仮に2000円下げてもらうとすると年間で24000円の削減になるのでなかなか大きいです。

そしてそれ以上に大きいのが初期費用。
その内訳は敷金、礼金、仲介手数料。
まず、仲介手数料、これは値切ることはできないと思ったほうがいいです。
不動産はこの仲介手数料が報酬になるので、これをなくしてしまうと不動産屋さんの儲けがなくなってしまいます。
なので狙うべきは敷金、礼金。なかでも礼金ですね。
僕は今まで3回中2回この礼金一ヶ月分をタダにしてもらっています。
家賃の値段と住む期間にもよりますが、家賃を下げてもらうよりはこの礼金一ヶ月分をタダにしてもらったほうが大きいと思います。

ここでも複数の不動産屋さんを回っていると有利になります。
なんとなーく家賃や初期費用が安くなるかどうかを探っておくのです。
「うーん、そうですねえ…。もしかすると礼金は交渉できるかもしれませんねえ」
大体どこの不動産屋も「本当にここに決める!」という段階になってから家賃交渉をしてくれます。
なので、交渉の結果を聞いて契約するかどうかを決めることができないのです。
しかし、交渉の可能性だけでも探っておくと、別の不動産屋に行った時に、「さっきの不動産屋ではこの物件、交渉次第で礼金ゼロにしてもらえるってお話だったんですよね〜」と持ちかけることができます。
そうすると、「ではうちもがんばります!」と交渉がトントン拍子に進むことがあります。
ちなみに僕はこの方法で初期費用の家賃1.5ヶ月分を値引いてもらうことに成功しました。


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大体流れとしてはこんな感じでしょうか。
部屋探しは住む環境を決めることになるので、しっかりと選んだ方がいいです。
壁が薄いと電話の声が聴こえてきたりしますし、部屋が西向きだったりすると冬メチャメチャ冷えたりします。
あと家賃や初期費用は交渉次第で簡単に10万とかのお金が節約できたりするので恥をしのんでやりましょうw
無理な交渉は後々のお互いの関係にも響いたりするかもしれないので良くないですが、できる範囲の交渉はやるべきです。
みなさんも工夫と努力で快適な住環境を手に入れましょう!