「20代にしておきたい17のこと」本田健

前にも一度読んだのですが、さらっと読み返してみました。

いい本だなあと改めて思いました。

いくつか心に残ったところがあったので、紹介したいと思います。


人生を100パーセント楽しむ

何かを全力でやり切るというのは習慣なのだと思います。

いつも「まあこれぐらいでいいか」と80点を取って満足しているようでは不十分です。

やはり常に100点を目指し続ける人が成功できるんだと思います。

そのためには日頃から何事にも常に全力で取り組むこと。

それも楽しんでやることが大事だと本田さんは言っています。

楽しむことが幸せな人生を送る上で不可欠なことです。

目の前のことに対して心から楽しんで取り組むこと、そしてその結果としてそのことに対して全力で取り組むことができるのです。

こうやって常に全力でやりきることでその人の放つオーラが違ってきます。

いつもそこそこでいいやという思いで生きていると、そういう中途半端なオーラが体からしみ出してきます。

いつも目の前のことを心から楽しみ、全力で取り組める人。

想像するだけで明るく、前向きでエネルギーに溢れた人の姿が浮かびますよね。

では、どうすれば目の前のことに楽しんで取り組むことができるのでしょうか。

そのためには、今自分が行なっていることが、必ず将来の自分のためになると信じることではないでしょうか。

面倒くさいこと、気が進まないこと、でもやらないといけないこと。

そういうことは生きていればたくさんあると思います。

そのようなことに「なんでこんなことをしなければならないんだろう」といった思いで取り組んでいれば、到底楽しむことなんてできませんし、全力で取り組むのも難しいでしょう。

しかし、自分に起こっていることは、すべてなんらかの形で未来の自分の役に立つんだと思えば、手を抜くことはなくなるかと思います。

「きっとこれは将来の自分のためになる」と思えば、なんだか楽しくなってきませんか?

本著の中で竹田和平さんのお話が紹介されています。

「天が見ている」という視点です。

誰も見ていなくても、天が見ているという意識を持って生きること。

誰かが見ているから手を抜かないというのではなく、いつも天は見ているのだから、という気持ちで動くということです。

そのような生き方をしている人はオーラや雰囲気に表れるとありました。

この考え方は心から納得し、なるほどと思いました。

自分は今どんなオーラを持っているのか、そして普段の行動を改善することによってそれがどう変わっていくのか。

そういうことを考えるとワクワクしますね。

まだまだやれることはたくさんあるんだなとこの本を読んで改めて思いました。

時間のある20代だから、できることを精一杯やっていきたいです。