プロ流トレーニング:運動の前、最中、後に食べるべきものとは


運動の前や後に何を食べるかはあなたのパフォーマンスや運動後の回復に大きな影響を受及ぼします。
特にあなたがアスリートの場合には。
アイオワ州立大学のトレーニング食は運動前には炭水化物を多く含んだ食事、運動中は軽食、そして運動後は失った分を補うための水分をとるというようになっています。

スポーツ栄養の論文では筋肉にパワーを溜めるためには、運動をする直前の食事だけではなく、運動をする2〜3日からの食事が重要であると提唱されています。
そう、厳しいトレーニングや試合(陸上競技会やバスケットボールの試合)の前2〜3日間は高エネルギーの食事を摂ることが大切なのです。

どのような食事をすべきかというのはあなたが競技するスポーツや運動の激しさによって変わってはきますが、アスリートの食事の基礎となる栄養素は炭水化物です。
高脂肪高タンパクな食事は運動するためのエネルギーを与えてはくれないので避けるべきです。

いつまでにトレーニング用の食事を済ませておくべきかということについて言うと、一般的には固形の食事は運動開始の4時間前、液体の食事は2〜3時間前までに済ませておくと良いとなっています。
そしてそれとは別に、運動開始の1〜2時間前に高炭水化物高エネルギーの飲み物、またはスポーツドリンクを試してみましょう。
もし運動までに1時間もないという場合は、ただの水かスポーツドリンクにとどめましょう。

試合の途中は普通の水を飲みましょう。あえて高エネルギーの飲み物を飲む必要はありません。
それらの飲み物は90分以内の運動に対して効果はありませんので。

運動後は体内のエネルギー源を補給するために15分以内に炭水化物をとりましょう(果物、スポーツ飲料、スムージー、ジュースなどで)。
そして運動後2時間以内に豊富なタンパク質と組み合わせた高炭水化物の食事をとってください。

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特にたくさんのエネルギーが必要なマラソンなどの競技では大会前の食事は試合の結果に大きく影響しそうですね。

個人でマラソンを楽しまれている方や部活動に励むお子さんを持つお母さん方にはぜひ知っておいてほしい知識です。

(元ネタ http://lifehacker.com/5804496/train-like-an-athlete-what-to-eat-before-during-and-after-exercise