食事の中の特定の食品を変えることで長期にわたる体重増加に対して効果を上げることができる


海外ブログ記事より。

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Harvard School of Public Healthによって行われた研究によると、長期間にわたる体重増加には、特定の食品や飲み物、運動、テレビの視聴そして睡眠時間が関係していることがわかった。
そしてその中で、食生活が一番大きなインパクトを持っていた。


これまでの研究では、肥満になった後の体重減少にフォーカスしている研究が多かった。
今回の研究のように長期の体重減少に焦点を当てた研究は珍しく、その意味で今回の研究は貴重なデータを提供しています。


研究では12〜20年間にわたって、4年ごとに被験者の生活習慣や体重の変化を記録しました。
3つの研究が行われ、その総被験者数は13万人!かなり大規模な研究ですね。

3つの研究の結果はほぼ同じような傾向を示し、ポテトチップス、その他いも類、砂糖で味付けされた飲み物、肉、加工肉が体重増加と関係していました。
そして野菜、全粒粉、果物、ナッツ類、ヨーグルトが体重減少と関係しているという結果が得られました。


研究者たちは、食べ物に関しては、総カロリーや脂質、砂糖などに注目するよりも、健康的な食物や飲み物に注目するほうが大事だと主張しています。

つまり、長期の体重増加を防ぐための基準は次のようなものです。

・炭水化物の質を上げる。砂糖で味付けされた液体や他の菓子類を避ける。さらにじゃがいもなどの炭水化物を減らす。精製された穀物を避ける(白いパン、白米、繊維が少ないシリアルなど)。

・あまり加工されていない食品を摂る(果物、野菜、全粒粉、ナッツ、ヨーグルト)。そして加工食品を避ける(白いパン、加工肉、砂糖で味付けされた飲み物)。


今回の研究は体重増加や肥満を防ぐには、食物に対して賢明な選択をし続けることの重要性を再確認する結果となりました。



(元ネタ Changes in specific dietary factors may have big impact on long-term weight gain. http://www.sciencedaily.com/releases/2011/06/110622224457.htm

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食習慣って、ホント「習慣」なんですよね。

一日健康なものを食べたからって何も起こらない。
それを一日一日積み重ねること。それはすなわち自分を大事にすること。

別に肩肘張ったり完璧を目指す必要はないんですよね。
何事もほどほどに。あまり自分を甘やかし過ぎないようにする心がけが大事ですね!