どっちが主役?



僕が今いる街の駅ではかなりたくさんのストリートミュージシャンの方が弾き語りをやっています。

昨日も駅に行った時に、若い男性の人がエレクトーンの弾き語りをしていました。

透き通ったキレイで、かつ力強い声にのせてハイトーンの曲を歌っていました。

いいなーと思って少し聞いていたのですが、そのお兄さんの横に謎のおじさんが…。

年齢は30代後半かなーという感じなのだが、背が高くて細い足に極端なブーツカットジーンズ。

黒のTシャツにサングラス、ハット。

どこか昭和の香りが漂うロッカーみたいなカッコをしていた。

その風貌だけでも十分に目を引くのだが、それ以上に行動がエキセントリックでした。

やたら歌い手の人に絡む。

でかい声で話しかけて、ジェスチャーがありえないぐらい大振り。

ダンスしながら話してるみたいな感じ。

歌を聴いてた周りの人も「えっ、何あの人…(・・;)」ってドン引き。


僕は遠くにいたので、会話の内容はとぎれとぎれでしか聞こえなかったけど、どうやら「おれが若い頃はな〜」みたいな感じで、そのおじさんも昔は音楽活動をしていたらしく、その当時の苦労話を延々と繰り広げている様子。

歌い手のお兄さんはそれを聞いて若干顔を引きつらせつつ、しかし笑顔で「へえー!そうっすかー!」と愛想良く応じていた。

一応お客さんだもんねー。ストリートミュージシャンにとってはどんな人でも聞いてくれる人はお客さん。その人を邪険に扱うこともできないんだろうなー。

大変だなーとそのお兄さんに同情したのもつかの間、その昭和ロッカーおじさんは続けて突拍子も無い行動を取り始めた。



それはお兄さんが歌を歌い始めた矢先のこと。

なんとコーラスを入れてきたのである。

それもかなりデカイ声で。

「ひゃああああーーーーーん」

裏声で合いの手を入れる。

観客失笑。

それが原因かわからないが、お兄さんはワンコーラスで曲を中断していた。

ストリートミュージシャンも大変だな…。

僕はお兄さんがかわいそうになりつつ、友達と待ち合わせしていたので、待ち合わせ場所へと移動した。



待ち合わせ場所で待つこと5分。

友達がやってきた。

すると、「ねえねえ、さっき来る時歌うまいお兄さんがいたんだけど、横に変なおじさんがいてさー」と友人。

この注目度大のロッカーおじさん。

今後も当ブログでは彼の動向を追っていきたいと思います。

乞うご期待!

(続く…かも?)

高速バスを快適に利用するいくつかのヒント


高速バスは長距離を格安で移動できる良い手段です。
例えば東京〜大阪間は新幹線を使えば1万5千円ぐらいかかりますが、高速バスだと5千円と1/3の料金で移動することができます
しかし、高速バスはいい面だけでなく、もちろんデメリットもあります。

それは

  • 時間がかかる
  • 快適とは言えない

といった点です。

また乗ったことのない人にはいろいろとわからないこともあるかと思います。

僕は、いろいろな機会に高速バスを利用することが多く(貧乏学生だったというのが理由ですがw)、おそらく30回以上は高速バスを利用したことがあるので、高速バスに関しては勝手がわかっている方だと思います。

そこで今回は安くて便利は高速バスを少しでも快適に利用するためのヒントを書いていきたいと思います。


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利用区間

僕が利用したことがあるのは1.静岡〜東京間、2.神戸〜静岡間、3.神戸〜東京間です。
時間でいうと、1が最短で3時間半、3が最長で9時間。
区間が決まったらこのサイト(http://www.kakuyasubus.jp/)で目的の区間を走行しているバスを探すのがいいと思います。


どのバスを選ぶか

一つの区間を走っているバスは大体の場合、一つではありません。
複数の会社がバスを運営しているので、どこにしようか迷うと思います。
一つの目安になるのは、クチコミです。
利用した人のクチコミを見て、その会社のバスの乗り心地などを調べてみましょう。
あとは料金も微妙に違うので、その辺も考慮して。

一つ、絶対的にオススメするのは、4列シートよりも3列シートをチョイスすることです。
3時間ほどの比較的短距離のバスならあまり気にする必要はないかもしれませんが、夜行バスや長距離区間の場合は絶対3列シートにしたほうがいいです。
説明すると、4列シートは2列ずつの席が両サイドの窓際に設置されているタイプです。
すぐ隣に見知らぬ人が座ることになるので、なかなか気が休まりません。
それに対して3列シートの場合は、1列のシートが両サイドと真ん中に独立して設置されています。
真ん中のシートになった場合はなんとなく落ち着きませんが、それでも4列シートよりはマシです。
料金もそれほど変わらないので、3列シートを予約したほうがいいです。


予約

予約はネットでできます。
予約はなるべく早めに済ませておきましょう。
特に土日の予約は早く埋まってしまいます。
余裕を持って予定の1週間前までには予約を済ませておきたいものです。
支払いはクレジットカードが簡単でオススメ。
コンビニで支払うこともできます。


乗車

待ち合わせ場所へは遅くとも出発の15分前には着くように向かいましょう。
バスによって、普通にバス停で待つタイプと、スタッフがいて乗車場所まで案内してくれる場合があります。
その辺は予約した時に確認しておきましょう。
乗車票を見せる必要があるところと、名前だけでいいところがあります。
乗車票はプリントアウトしてもいいですし、ケータイの画面を見せてもOKです。
注意しなければならないのは、この乗車票をバスを降りる時にも見せる必要がある場合があるので、捨てたり消したりしないように気をつけましょう。


車内の過ごし方

3時間など、短時間の場合、まあ好きなことをして過ごしていいでしょう。
本を読むのもよし、景色を楽しむのもよし、音楽を聞くのもよし、寝るのもよし。
途中で一回は休憩があるかと思います。
ただ、15分など短い場合があるので、時間にはバスに戻るように注意しましょう。
パーキングエリアにはトイレ、売店、マックやスタバがあるところもあります。

さて、長時間の移動で夜行の場合。
夜行の場合は本などは読めません。
なぜならすぐに消灯するからです。
そして休む人のためにカーテンが締め切られてるので景色も全く見えません。
なので、基本的には寝ることしかできません。
音楽を聞くことぐらいはできますが。

夜行バスで寝るというのはなかなか大変なものです。
一番負担が来るのが首です。
僕は夜行バスで首を痛めて、到着した日、ずっと首を押さえていた覚えがあります…。
そこでオススメするのが、空気を入れて膨らますタイプの旅行用枕です。
イメージとしては、こういうもの(http://item.rakuten.co.jp/oyasumi/502708/)。
百均とかでも売ってるらしいので、安いものでいいと思います。
これがあるのとないのとでは大違いです。
これを使ってると、周りの客に一目置かれること間違いなし!
ぜひ持って行きましょう。


その他Tips

お菓子、お茶類があるといいですね。
あとオススメはPodcast
これはiTunesで利用できる、インターネットラジオのようなものなのですが、あらかじめダウンロードしておくことができます。
これをiPhoneiPodに入れておくと、車内でも聞くことができます。
音楽って結構聴いてると飽きますが、ラジオは人が話しているので、飽きずに聞くことができます。

一押しは「バナナマンのバナナムーンゴールド」と「おぎやはぎのメガネびいき」です。
僕はいつもこれらを大量にiPhoneに入れて普段から聞きまくってます。
もう何回も聴いてるのですが、飽きません。やっぱりしゃべりのプロの話は何度聞いてもおもしろいですね。
ずーーっとバスに乗っているのは思いの外退屈で結構こたえるので、このように時間を楽しく潰す工夫は大事ですね。



それではみなさんも快適でリーズナブルな陸の旅をお楽しみください!

Eyes wide open

今、東京で就活するために神奈川の溝の口というところにいます。
ここで暮らす友人がうち使ってくれていいよ!と言ってくれたのです。感謝。

この間、その友達と友達の知人と一緒にご飯を食べました。
普通のチェーンの定食屋でご飯が食べ放題でした。僕は最近魚を食べてなかったなと思い、煮サバ定食をチョイス。
煮サバってホントにご飯に合いますよね。ちゃっかりおかわりしちゃいました。

その知り合いの方は牧師さんでした。
といっても、見た目は全然牧師さんぽくないのです。
歳は35歳で、黒縁メガネをかけてて髪型は無造作ヘアで、なんとなくマシ・オカさんを思わせるような風貌でした。

この人がスゴクて、人生の半分以上を海外で過ごされたそうです。
高校からアメリカに行ってて、アメリカで博士まで行った後、ヨーロッパや中東にいたこともあったそうです。
英語はネイティブ並で、他にヘブライ語ギリシャ語もできるらしい。
ヘブライ語は聖書を言語で理解するために勉強したとのこと。
音楽の活動もしてて、音楽を選んでアレンジするリミックスということをしているらしい。
DJみたいな感じかな。

話してて、ものすごく頭がいいんだなあと感じた。
思考のレベルが深い。どんどん掘り下げていって物事の本質を探り当てるようなトーク
それについていくのが大変だった。

哲学を勉強されてたみたいで、ソクラテスの"The unexamined life is not worth living."という言葉を教えてもらった。
訳すと、探求なき人生は生きている意味がない、となる。
日々何をしているのか、どこに向かって歩いているのかわからないような生き方は生きている意味がない、といった感じの意味らしい。
でも多くの人がそのような生き方をしている。特に日本人にはそういう傾向が強いらしい。
「なぜ生きているのか?」なんて真剣に話してても「何言ってんだ?そんなこと考えなくていいんだよ。毎日楽しけりゃそれで十分だろ?」と茶化されてしまう。
真面目に議論できない雰囲気が日本にはあると言っていた。

うん、確かに。僕たちはもっと真剣に人生に対して考えるべきなのかもしれない。
そしてそれをもっと議論すべきなんだろう。
考えて生きれば生きるほど、深い生き方ができるのだと思う。

人生は一度きり。
その一枚きりのするめを適当に噛んで飲み込むか、何度も噛んで味わってから胃へ送り込むのか。
考えることをやめないで進んでいきたいですね。

新しい経験が重要な理由、そしてそれが時間の概念に与える影響について


大人になるにつれて、時間の流れは早くなり、物事に新鮮味を感じなくなります。
これは「体感的になんとなくそんな気がする」というのではなく、脳が情報を処理する方法の結果なのです。
歳をとるにつれ、新しい経験というのは特に重要になってきます。
なぜなら、新しい経験は処理するのに時間がかかり、それによって時間の経過を遅くする効果があるからです。
どういうことでしょう。
その仕組を見ていきましょう。



秒針のあるどこにでもある時計。
あれ見かけだけのただの幻想です。
時間は常に前へ前へ、一定の速度で進み、失われることのないもの。
私たちは時間をそんなふうに捉えていますが、私たちの脳内では、時間は違った原理で流れています。
脳が新しい情報を受け取ったとき、それらの情報はバラバラの順序で脳内へと入ってきます。
脳はこれらの情報を正しく理解するため、情報を正しく並び替える必要があるのです。
一方、新しくない、いつも接している情報が脳内に入ってきた時は、処理にほとんど時間がかかりません。
しかし、新しい情報はゆっくりと処理されるため、時間が引き伸ばされて感じられるのです。
脳の時間の捉え方について研究している神経学者のDavid Eaglemanはこの原理が私たちが歳をへるごとに時間の経過を早く感じるという現象を説明すると主張しています。
彼がNew Yorkerに書いた記事に詳細が記されているので、紹介しましょう。

「これがなぜ私たちが歳をとると時間が早く進むように感じるのかということを説明しています」。Eaglemanは「なぜ小学校の時の夏休みが永遠に感じられる一方で、歳をとるとちょっとうたた寝している間に一瞬で時が流れるのか」ということに対してこのように話しています。
世界が身近でありふれたものになるにつれて脳が処理する情報量は減り、時間がより早く過ぎ去るように感じるのです。
「時間はこのように不確かなものなのです。脳をフル稼働している時は時間が伸び、『ああ、これ知ってるよ。すべては予想した通りだ』などと言っていると、縮むのです。


子供のころ、もっと時間が早く経ってくれたらいいのに…と思うことがよくありました。早く学校が終わって遊びたい!と思っている時なんて特に。
ところが歳をとるにつれて、残された楽しむべき人生の時間が愛おしく感じ、もっと時間がゆっくりと流れてくれたらいいのに…と思うようになります。
しかし、問題の根幹は私たちの年齢ではないのです。
問題はありふれた情報を処理し続けることなのです。
もし今までに触れたことのない情報に接することで時間の経過を遅らせることができるのだとしたら、頻繁に新しい情報を取り入れることで時間が縮むことを防ぐことができそうです。

まだまだ脳について解明されなければならないことはたくさんありますが、新しいことに挑戦し続けることで私たちが人生を長く感じ、精一杯生きることができるのだとしたら、それは十分に価値のある挑戦と言えるでしょう。


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(元ネタ http://lifehacker.com/5802583/why-new-experiences-are-important-and-positively-affect-your-perception-of-time?tag=brain


なぜ歳をとると一年があっという間に過ぎていくのか。
その理由の一つとして、こんなことがあったのですね!
そう考えると、やはり常に色んなことに興味を持って新しいことを知ろうとしたり、挑戦し続けるっていうのは大事ですね。
好奇心旺盛な子供の心を忘れないようにしたいものです。

最悪の人生を考える

NHK教育テレビでオンエアされている番組、「スタンフォード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/stanford.html)。
アメリカの名門スタンフォード大学で行われている起業家を育成する授業の一つを収録したものだ。
講師は「20歳のときに知っておきたかったこと」がベストセラーとなったティナ・シーリグ氏。
先週の日曜日に放送された回を録画していて今日時間のある時に見てみた。
テーマは「最悪の家族旅行を考える」というもの。
すばらしい革新的なアイデアを生み出すためのトレーニングとなる授業で、クラスをいくつかのグループに分けて簡単なレクチャーの後にブレインストーミングを行い、それぞれの班のアイデアを発表する形で授業は進行していく。

今回の授業は「最高の家族旅行を考えよう!」というもの。
まず最初のワークでは、各班ごとにブレインストーミングを行い、考えた旅行のプランに題名をつける。
そして次に「最悪の家族旅行」ということで、考えつく限りの最もひどい家族旅行を考えて題名をつける。
ここまでいったところで、最初に考えついた「最高の家族旅行」の案を破り捨てる。
次に何をするかというと、各班で出てきた「最悪の家族旅行」を他の班と交換し、その回ってきた「最悪の家族旅行」を改善して「最高の家族旅行」に変えるというもの。

どの班もなかなかひどい旅行を考えていた。
たとえばタイタニックの旅なんてのがあって、船が沈没してしまうような旅とか。
その最悪な旅を最高の旅に作り変えていくわけだ。
どうするのかなーと思って見ていたのだが、その班はその旅を究極のアドベンチャーに変えてしまった。
大海原への船旅。彼らを様々な危険が襲う。果たして彼らは無事に家路に着くことができるのか。家族の絆はどうなる…。などなど。

それらの課程を体験して、学生たちは新しいアイデアの考え方を学ぶ。
つまり、いきなりいいものを考えようとするのではなく、まず考えつく限りの最悪のものを考えてそれをどうすればいいものに変えていけるかという視点から物事を見つめ直すのだ。
これによって普通の思考の課程では思いつかないような奇想天外なアイデアに思い至ることがある。

これが番組の内容だったのだが、それを見ていて「あっ、なるほど」と思うことがあった。
なのでその二つの考えを書いてみようと思う。


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最悪の状況から最高の状況を作り出す

最高の家族旅行ということで、学生たちがはじめに考えていたものはどれも楽しそうなものだった。
きれいな景色、快適なホテル、珍しいもの、おいしい食事。
彼らのアイデアを聞いているだけでそんな旅行に行ってみたいものだと想像がふくらんだ。

しかし、最悪な旅行から最高の旅行を考える課程で出てきたアイデアの方が僕をワクワクさせたのだ。
最悪な旅行、不快さ、ひどいサービス、退屈さ、家族の分裂。
これらの困難な状況、それをいかに最高に変えていくか。
どうすれば最悪な状況を打開して最高の体験にできるのか。
普通であれば絶対体験したくないようなことを見方を変えたり、視点を変えて魅力あるものにしていく。
そんな彼らの努力の結晶として出来上がった「最悪の旅行を改善して作った最高の旅行」は初めから最高の旅行を考えたときにできた旅行よりもとてもエキサイティングなものになった。
少なくとも自分が実際に体験してみたい!と感じたのは前者だった。

それも見ていた思ったのは、きっと人生も一緒なんだろうなーということ。
最悪な状況があってそれをいかに作り変えていいものにしていくか。
不満を持つことなくそれなりに進んでいくよりも、この状況をもっと良くしたいと思って行動していくほうが充実してるんじゃないだろうか。

今回最高の家族旅行を考える課程を見ていてそのことを改めて感じた。


悪いことを考える想像力は豊か

最高のものを考えることと最悪のものを考えること。
どちらも極端なものを考えつくことなんだけど、それらの性質は結構違うものだと思った。
それは、最悪なものを考えるのは最高のものを考えるより簡単だということ。
最高のものを考える上では二つの障害がある。
まず一つは、もっといいものがあるのではないかと思ってしまうこと。
いいものにはキリがないのだ。
もっといいものがあるのではないか…と考え出すとなかなか最高といえるものが見つかりにくい。
そして二つめが、いいものを考える課程では無意識の間に自分の想像力に制限をかけてしまうことだ。
いいものを考えていても、「いや、こんなにいいものはありえない」とか「これはいいけど実現不可能だな」とかいう具合に自分で可能性を切り捨ててしまい、想像力に鍵がかかってしまうのだ。
逆に悪いことは簡単に次々に悪いことが浮かんでくる。
そして考えつく限りの最悪な状況もリアルな感情を持って想像することができてしまうのだ。

これはつまりいかに僕たちが恐怖や不安を持ちやすいかということに関係していると思う。
楽しいことや幸せなことを考える時は意識しないうちに制限をかけているのだが、悪いことに関してはその制限がはずれ、「こうなったらどうしよう」などと考えつく限りの最悪な状況をイメージできてしまうのだ。
このことを知っておくのはとても役に立つと思う。
ついつい悪い考えに頭が支配されそうになったらこの性質を思い出すといい。
悪いことを考えるのをやめていい考えの方に頭をシフトするのだ。
自分の頭をいい考えでいっぱいにしておくことは重要だ。


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自分の人生をどう生きたいのか。
それを考える時、「じゃあどういう生き方をしたくないのか」から出発して考えるという方法は有効かもしれない。
絶対歩みたくない人生をまず考えて(おそらく簡単に思い浮かぶはず)、それを変えて「ではどういう生き方をすればいいのか」を考える。
逆の方向から考えることで今まで知らなかった自分を発見できるかも。

難しい決断を簡単にする方法



私たちは毎日、そして一日中何らかの決断を下しています。
それほどたくさんの決断をしているにもかかわらず、どの道を選ぶべきか悩むことが多いのはどうしてなのでしょう。

・目覚ましのスヌーズボタンを押すか、すぐに起き上がるか
・シャワーで済ますか、お風呂につかるか
・コーヒーか紅茶か
・キレイ目かカジュアルか
・ご飯かパンか

朝食をとるまでにもこれだけの決断を下さねばならないのです。
これらの決断は難しい決断の例ではありません。
この程度の選択をするために紙にメリットとデメリットのリストを書き出して、うんうんうなる…なんてことはしませんよね。

では重大な決断を下す時、一体何が起こっているのでしょう?
実はあなたがほとんど本能的に下している決断の方法がそのまま重大な決断にも適用されているのです
誰もが自分にとって、そして自分の家族にとって何がベストなのかを既に知っているのです。
この秘密を知ると、あなたはもっと早く決断を下すことができるでしょう。



それでは具体的に難しい決断を簡単にする10の方法を紹介します。

1. 借金をしない

お金は決断を下す上でとても重要です。
借金がなければ経済的な制限がない状態で決断が下せます。

2. どうするべきかを他人に相談しすぎない

5人にどうするべきかの相談をすると、5つの違った答えが返ってきます。
新しい考えが別の選択肢を産み、混乱が拡大していきます。
自分の下す決断によって直接影響を受ける人のみに相談し、それ以外の人には自信を持って自分が決めた決断を伝えましょう。

3. 最高と最悪

それぞれの選択肢の一番いい結果と一番悪い結果はなんですか?
一番いい結果は一番悪い結果を考慮しても手に入れたいものですか?

4. 宣言する

実際に決断するまでには時間がかかるかもしれません。
しかし、実際は選択肢が目の前に並べられた時点であなたの本能は瞬時に答えを選んでいるのです。
それを書き留めましょう。
それが決定打になるかもしれません。

5. 機会に感謝する

もし与えられた選択肢をいい機会ではなく、重荷だと感じてしまったら賢明な判断はできません。
ひとたび目の前に並べられた選択肢を持てて幸運だと気付くことができれば、正常な反応を示せるはずです。

6. 引き返した時を考える

もし途中で手を引いたら何が起きますか?
途中でやり直せると知ることによって、大胆な挑戦も手が届くかもしれません。

7. プレッシャーを跳ね除ける

今あなたがどういう決断をしたとしても、それによって世界を救うこともありませんし、世界が破滅することもありません。
ドラマチックな考えは捨てて現実的になりましょう。
自分を信じるのです。
それでもまだ決断出来ないときは、4に戻りましょう。

8. 第三案を考える

よくやってしまうのが、道はAかBしかないと思い込むこと。
Cという選択肢を作ることを恐れないでください。
物事は白と黒だけではないのです。

9. 過去の決断を見直す

この間大きな決断を下した時を思い出して、その時どのように決断したかを参考にしましょう。

10. 信じる

一旦決断をしたら、その決断を心の底から強く信じましょう。
正しい決断をしたと信じ、前へ進むのです。
もしも◯◯してたら…なんて考えは捨てて、新しいチャンスを最大限に活かすのです。


大きな決断を下す場面に遭遇したら、時間をとり、上記の方法のいくつかを試してみてください。
できるだけシンプルに考えることで前へ進むための一番いい道を自信を持って選ぶことができます。
次にあなたが重大な判断を迫られた時にうまくいくことを願っています。



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(元ネタ http://www.dumblittleman.com/2011/04/how-to-simplify-complicated-decision.html

Lifehackerの日本版に紹介されていたのですが、原文の文章がいくつか省略されていたので全訳してみました。

選択肢が与えられた時点で既に自分は決断を下しているというのはなんとなくそんな気はしていたのですが、でも驚きですね。
人は他人に相談する前に自分の中ですでに答えを持っているというのはよく聞きます。
そして人に相談すると余計に混乱したりするというのは自分にも経験があります。

しかし、だからといって自分だけで決断を下すのがいいかというとそうもいえないと思います。
自分だけの物の見方って限られてるし、第三者からの見た視点って斬新だったりするし参考になる。

でも人の意見に影響されてブレてばかりいると混乱してどの選択肢がいいのかわからずにドツボにはまることもあります。

自分の思考を紙に書いて可視化して記録しておくのが大事なのではないでしょうか。
これによってブレた時もそのメモを見返せば自分の思考の課程を確認でき、その上で新しく得た考えを見ることができるので、根底がブレることはなくなると思います。


決断…。

僕は今いろいろと重大な決断を迫られている時なのでこの記事は非常に参考になりました。

すでに答えは自分の中にある。
それを信じて進むだけですね!

プロ流トレーニング:運動の前、最中、後に食べるべきものとは


運動の前や後に何を食べるかはあなたのパフォーマンスや運動後の回復に大きな影響を受及ぼします。
特にあなたがアスリートの場合には。
アイオワ州立大学のトレーニング食は運動前には炭水化物を多く含んだ食事、運動中は軽食、そして運動後は失った分を補うための水分をとるというようになっています。

スポーツ栄養の論文では筋肉にパワーを溜めるためには、運動をする直前の食事だけではなく、運動をする2〜3日からの食事が重要であると提唱されています。
そう、厳しいトレーニングや試合(陸上競技会やバスケットボールの試合)の前2〜3日間は高エネルギーの食事を摂ることが大切なのです。

どのような食事をすべきかというのはあなたが競技するスポーツや運動の激しさによって変わってはきますが、アスリートの食事の基礎となる栄養素は炭水化物です。
高脂肪高タンパクな食事は運動するためのエネルギーを与えてはくれないので避けるべきです。

いつまでにトレーニング用の食事を済ませておくべきかということについて言うと、一般的には固形の食事は運動開始の4時間前、液体の食事は2〜3時間前までに済ませておくと良いとなっています。
そしてそれとは別に、運動開始の1〜2時間前に高炭水化物高エネルギーの飲み物、またはスポーツドリンクを試してみましょう。
もし運動までに1時間もないという場合は、ただの水かスポーツドリンクにとどめましょう。

試合の途中は普通の水を飲みましょう。あえて高エネルギーの飲み物を飲む必要はありません。
それらの飲み物は90分以内の運動に対して効果はありませんので。

運動後は体内のエネルギー源を補給するために15分以内に炭水化物をとりましょう(果物、スポーツ飲料、スムージー、ジュースなどで)。
そして運動後2時間以内に豊富なタンパク質と組み合わせた高炭水化物の食事をとってください。

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特にたくさんのエネルギーが必要なマラソンなどの競技では大会前の食事は試合の結果に大きく影響しそうですね。

個人でマラソンを楽しまれている方や部活動に励むお子さんを持つお母さん方にはぜひ知っておいてほしい知識です。

(元ネタ http://lifehacker.com/5804496/train-like-an-athlete-what-to-eat-before-during-and-after-exercise